QUICKIE アクセスティルトインスペース式

低床型ニーピボット式車いす　テーブルや机にアクセスしやすく脚でも操作も可能

QUICKIE^® ACCESS^™ （アクセス）は、シーティングの課題を解決すると同時に、自走もできる製品です。自立心を高めることができます。座面から床面までの高さが低い低床タイプなので、テーブルや机の下へのアクセスも簡単です。脚で車いすを操作することもできます。手で車いすを漕ぐ場合は、ティルト機能を活用するとホイールに手が届きやすくなり、同時に安定し機能的な姿勢を促すことができます。最大25°ティルトと 50°リクライニングで、臨床的にも効果的な除圧を実現します。

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低床型フレーム

ニーピボット（膝に支点がある）車いすは、COG中央重心位置の車いすとは大きく異なる特性を持っています。前方に支点位置があることにより、ティルトしている間も膝の位置が低く保てます。これにより脚での操作がより容易になり、テーブルの下に空間ができるため、アクティビティなど社会参加しやすくなります。圧を和らげるために厚めのクッションが必要な場合や、キャスターを大きくしたい場合でも、座面高を低く保つことができるので、脚を動かしやすくなります。テーブルへのアクセスも、圧を管理しながら実現可能です。

シーティング

ティルト & リクライニング

調整可能なティルトとリクライニングは、推奨角度である 25°ティルトと 50°リクライニングを満たしています。圧の管理に適した代替ポジションを提供します。車いすの位置を変えることで、体幹の姿勢を改善することができます。呼吸、消化、その他の重要な器官の機能を向上させることができます。

後傾ティルト姿勢

後弯症（円背）のある方は、アクセスを後方に傾けることで、目線を上げ周囲に意識が向けるように姿勢が変えられます。また、この姿勢は重力によって頭部と体幹をまっすぐに保つことができ、車いすからのずり落ちを最小限に抑えることができます。

前傾ティルト姿勢

アクセスは、立ち上がる事や移乗するという動作を簡単にする前傾角度 -5°ティルトを備えた唯一の車いすです。車いすのフレームを前傾姿勢にすることで、移乗や圧の管理などの際に立ち上がりやすくなります。また前傾角度は、代替ポジションを提供し、機能的な手の届きやすさを向上させ、社会性も促すことができます。

持ち運べる

背もたれを倒し、ホイールを取り外せば、アクセスは乗用車で持ち運ぶことができます。診察や家族に会いに行くことも簡単です。アクセスの輸送重量は14.5kg。車への積み下ろしが容易なため、自宅以外の場所へのアクセスも可能です。

高剛性＆耐久性

Quickie アクセスは、高剛性ベースフレームとソリッドシートパンを採用し、剛性の高い安定した乗り心地を実現しています。剛性が高いからこそ、推進力が効率よく発揮され、操作性が向上することで、疲れずに遠くまで行くことができるのです。また剛性の高いフレームは、メンテナンスが必要な可動部品が少ないのも特徴です。部品は、経年変化で緩む可能性があるため、推進するのに必要な力が大きくなります。航空宇宙グレードのアルミニウムで構成された強靭なフレームは弾力性に富んでいます。136kgまで支えることが可能でありながら、軽量で簡単に推進することができます。